拳を握って立つちくわぶの魂

恋はしめさば、海はマトカ。3時のおやつは生たまご。

ネットゴーストPiPoPaを観る話(その4)

前回のリンク。https://chikuwabu-soul.hatenablog.com/entry/2021/08/14/225131

今日はネットヴィーナスとディヴァインの正体発覚まで。

ネットヴィーナスの正体はサヤカちゃん!少しずつ仄めかしてはいたけれど、ここでやっと明示された。サヤカちゃんのネットダイブは、なんと守の祖父であるフォレストの下で働いていた研究者だったお母さんのコンピュータから発掘したシステムを自分で作ったもの。不完全ながら1から作り出した守も凄いが、母親のパソコンからデータを持ってきて実物を作り上げてしまうサヤカちゃんも凄い。しかもお母さんの時の機械はかなり大型だが、サヤカちゃんのネットダイブ装置は携帯電話とチョーカーに繋ぐだけでできる小型の装置。小型化にも成功するとは末恐ろしい子だ。5歳の時点で論文を書いて、大学への飛び級入学を誘われるくらいだし。

サヤカちゃんがネットダイブするとお母さんそっくりの姿になるのは、お母さんのデータを流用していたからだろうか。フォレストや守と同じように、肉体は現実世界に残って意識だけネットの世界に飛ばすネットダイブの仕組みなのは、そもそもフォレストの使用したネットダイブシステムはサヤカちゃんのお母さんが作り出したシステムだったからか。と納得したところで、いや、守は自分で作り出したシステムだぞ?という疑問が発生する。勇太くん達の方が特殊パターンで、技術力でネットダイブを説明すると精神だけのデータ化になるのか。勇太くんが特別な存在だから身体もデータにできるのだろう。

そして冬休みはお父さんについて行って北海道に。北海道といえばそう、守との再会である。守の部屋には沢山の専門書が。読んだから欲しいのがあれば持っていっていいよという守も凄いが、これに対して目を輝かせて喜ぶひかるちゃんも凄い。流石は祖父江博士のお孫さんだ。最近虚な目をしがちな守も、勇太が来るとテンションも上がり、いつもよりも饒舌に。それこそ、BFF勇太が珍しいと言うほどに。そして守から星を観ようとお誘いが。これもまた珍しい。開けた場所である小学校の校庭に行き、ついでに5年後に開けると約束したタイムカプセルを、まだ5年経っていないが開けようかという話に。守はまだ5年経っていないけれど、といったけれどね。ところでひかるちゃん、守に星に詳しくて凄いといっているが、たぶん横の勇太くんの方が詳しいと思うぞ。

ついに開けたタイムカプセル。中に入っていたのはおもちゃと勇太くんの日記、そして守の当たりくじ。勇太くんの日記には「今日は守と遊んで楽しかった」と。おそらくいつも同じようなことを書いていたのだろうね。そんな内容を読んで守も笑う。それに対して守の入れた当たりくじだって、と勇太くんも反論。でもその当たりくじの話を守はすっかり忘れてしまっていた。自分は大切な思い出だと思っていたのに、相手はそれを忘れていたとはなかなかに切ない。しかも入れた本人が忘れてしまったとは悲しい。

そんな切ない事態になっている裏で、サヤカちゃんは守を怪しんでいる様子。握手しようとした時に感じた違和感、限られた人しか持たないはずの若きフォレストの論文が並ぶ本棚、ドリームフューチャー社。サヤカちゃんはある結論にてしまった。そう、ディヴァインの正体は守だと。正確には、守は何者かに支配されていて、あそこにいるのは本物の守ではないと。その場で言わずに守と別れてから勇太くんに教えるのは英断だった。流石に本人がいる前で教えるのはまずい。

BFF守があの恐ろしいディヴァインだなんて、そりゃ勇太くんは信じられないし、信じたくもない。あの日再会した守は本物の守ではなかったなんて。勇太くんはショックのあまり、落ち込み、気が動転し、そして激昂。ひかるちゃんを突き飛ばしてしまった。まあ無神経だったな。勇太くんと守には他の人間には決して入り込めない絆があるから、ぽっと出の子に守について言われても、何を知っているんだと怒りたくもなる。だってまだ11歳だもの。でも女の子を突き飛ばしたことは後で謝った方がいいと思う。大切なご両親からのカードも地面に落ちて汚れてしまったし。

信じたくない勇太くんは守に過去の思い出について聞く。2人で家出した日のことも覚えていた守。やっぱり思い出を話せるから本物の守だ。そう安心しようとしてもそうはいかない。ネット世界にはディヴァインが登場。絶体絶命の勇太くんたちをなんと助けてくれた。声は違っても、表情は守。切ない顔で彼は言ったよ、「一緒にタイムカプセルを開けたかった」と。ああーーーーーー!!!!!勇太くん!!今すぐタイムカプセルを埋めに行くんだ!!!!「まだ5年経っていない」というのは、守の身体に残された守の自我の最後の足掻きだったんだ。そして勇太くんはそれに気がつくことができなかった。なんという悲しい事態。監督は鬼か。

ディヴァインはやっぱり守だった。そして、守は何者かに乗っ取られてしまっていることも真実だった。さて、勇太くんはどうする?!それは次回以降!守を救い出せるのは君だけだぞ勇太くん。……まあ別にひかるちゃんやネットヴィーナス、なんならカズシゲが助けても別に良いのだが、因縁と絆のある勇太くんが救うのがやはり物語的に「映える」だろう。ここで他人がいきなり現れたって場違い感が半端ないじゃないか。

一方、風間陣営はまたまた暗躍。セイレーン擬きの量産で世界は大混乱。秘書さん普通に会社の人で風間社長に忠誠を誓っていたわけではなかったのか、と思っていたがそれは大間違い。秘書さんはドリームフューチャー社から情報を盗むためのスパイでした。秘書さん風間社長の側近なのによくクビにもされず、逮捕もされなかったな。なぜ風間社長にあそこまで付き合うのだろうか。アイザワは本当、あんた何者なんだ。たぶん警察関連なんだろうけれど。

ところでサヤカちゃんママと再会して祖父江博士は結婚相手はフォレストか?と聞いていたが、フォレストは守の爺さんなので世代的にその頃にはとっくに妻子持ちなのではないだろうか。離婚したのかな。でも守ママの結婚に反対したということは少なくとも娘とは暮らしていたわけだよね。というか祖父江博士的にはそういう関係に発展してもおかしくないと見えていたのか?

ついでに疑問だが、ディヴァインは見た目的には守ベースだろうに、声は中村さんで声変わりしている。単に声優さんを変えることでミスリードを誘うつもりだったのかもしれないが、あえて声に説明をつけるならば若きフォレストが中村ボイスだったのか、守が成長して声変わりしたら中村ボイスになるのだろうか。因みに正体発覚前、妹は髪型でディヴァインの正体を守だと推測していたので、声が別人じゃないか、と濁しておいた。肯定してネタバレしてもつまらないので。ガルザ様もリョウマ兄さんも新しい眼鏡のマルコも同じ声優さんだよと伝えたら、え、そこ一緒なの?!と驚かれた。そうです。まさかマルコに中村さんが当てられるとは思わなかったよね。

ついにネットヴィーナスとディヴァインの正体も判明し、守が危険な状態であることもわかった。こうなればやることは1つ。ネット世界の異変の原因を明かして守を爺さんの魔の手から取り戻すことだ。しかし、そんな爺さんでもオリジナル・セイレーンは案じている様子?目標と謎を残して、物語は佳境に入る。

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