拳を握って立つちくわぶの魂

恋はしめさば、海はマトカ。3時のおやつは生たまご。

ツイステ6章「冥府の番人」前半感想

5章の前半配信は昨年の9月だっただろうか。長い沈黙を破って、ついに6章の前半が配信された。と言っても現時点ではボイス無しでの配信だ。個人的には今回のようにボイス無しで先に配信の方が楽かもしれない。フルボイスだとシナリオを読むのに時間がかかることからつい億劫になってしまい、ミッションギリギリになって慌てて読むことになる。

そういえば、私は昔から国語の授業の音読が苦手な子供だった。他の人が読んでいるのを右から左に流し、勝手に先に進んで、そろそろ自分が当たるところでどこを読んでいるのか探すような子供だった。乙女ゲームも話を早く読みたくて、結局ボイスは切って読むような人間なので、そもそもフルボイスに向いていないのかもしれない。次からも最初はボイス抜きで読んだ方がいいなと思った。ボイスが追加されたら、今度は夜中にテレビにミラーリングしてゆっくり観ることにしよう。

さて、遂に6章。いきなり話の毛色が変わった。今までの楽しいマジカル学園物語はどこにいたのかというようなシリアス展開である。今までもシリアスな時はシリアスだったが、舞台がいきなり広がった。地図はダイパのなぞのばしょのようだが。世代なので懐かしい。そんなあまりにもなシリアス展開を示すように、今回はリズミックが0である。1個もない。なんとも驚きである。5章でリズミックが大量にあった反動だろうか。

グリムが暴走し、監督生に爪を立てて終わった5章。その時はVDC会場だったが、監督生が目覚めたのはオンボロ寮の自室のベッド。誰が運んだのかはわからないが、文化祭も終わってしまったらしい。監督生に来年の文化祭はあるかどうかわからないので残念だ。……とかほざいている場合ではない。グリムが暴走し、実害が出たのだから。

学園長にことの次第を説明すると、自体は大ごとに。最悪の場合、グリムとは引き離されるかもしれない。学園長としては正しい判断だ。得体のしれない、既に被害者の出ている凶暴なモンスターを放置するわけにはいかない。そんなことをすれば信用問題に関わる。ただでさえこの学校は名門と名が高く、その上結構な著名人や上流階級の御子息も通っているし。しかし、その場合、監督生はどうなるのか?グリムと2人で1人の生徒扱いで、監督生本人は魔法をこれっぽっちも使えないが、そうなると座学はともかく実践授業には参加できなくならないか。

ところでここでやっと黒い石についてちゃんとした説明がされた。今まではまぁヤバい物なんだろうなという雰囲気はあったが、明言はされていなかった。エースくんとデュースくんは知らなかったのでツイステッドワンダーランドでも知っている人はそこまで多くないのだろうか。レオナさんは何か知っている様子だったが、あの人知識を得るのは好きそうなので歴史書か古文書あたりで知ったのだろうか。

学園長が招集した寮長たちにグリムが捕まる前に探し出そうとする監督生とエースくんデュースくんであったが、普通にオルトくんが発見。別に主人公一行だからといってそんな簡単に見つかるわけではなかった。というか、オルトくんがチートなので勝ち目がない。が、問題がここで発見されたグリムだ。目が明らかにおかしい。青目が小さくなり、目が光っている。これをねんどろいど化したら、暗いところだと多分ドロッセルお嬢様と同じ仕様になる。つまり、中にライトが仕込まれる。やはり、目ってわかりやすくヤバさを伝えることができるのだな。目は口ほどに物を言うとはこの通り。しかし、このグリムは結構強い。ストーリーのバトルなんて、チョチョイのチョイだと思っていたが、ここまで進んでくると流石に一筋縄ではいかないということか。

ここでイデア氏は「学園の貴重なもふもふが失われるのかあ」と言っている。しかし、その後反省文と停学で済めば良いと言っているということは、この人は直接事件に関わりがあるわけではないんだな。どこからオバブロとグリムの件が漏れたのだろう。学園長が学外の専門調査への依頼も検討段階だし。

さて、グリムはとっととオルトくんに発見され、数日が経って話はNRCトライブに。オンボロ寮に集められるというから何があるのかと思ったら、なんとヴィル先輩の謝罪から始まった。まぁ確かにオバブロは結構な大事件だが、今まで迷惑をかけて申し訳ないとかそういうのってあったっけ。なんと全力のパフォーマンスができなかったのは自分のせいだと、贖罪として優勝賞金500万マドルをなんとポケットマネーから出すというのだ。流石は人気俳優。こんな金額もすぐに出せてしまうのか。いやぁ、ヴィル先輩は人格も出来ているし、筋も通すし潔くてカッコいいな。この人最初は厳しいし食べ物に呪いかけるし……という感じだったけれど、良い人だよね。ネームド生徒の中では人間ができている方だと思う。

しかも、カリムくんやジャミルくん、ルークさんにエペルくんまで山分けした賞金の自分の分はオンボロ寮に寄付してくれるという。カリムくんにとってははした金だろうが、良いの?良いんですか?オンボロ寮、隙間風は通るは雨漏りはするは、兎にも角にも人が住むのには厳しい環境だったのでこの展開はとても嬉しい。エースくんとデュースくんはそれで良い。そもそも賞金目当てで参加したのだし、寄付というのは流されてやるものでもない。まだ16歳なんだ、自分の好きなように使いなさい。特にデュースくんは「家計が……」とか言っているのに、それでいやこっちに寄付してよとか言う鬼は流石にいまい。

そんな優しい時間も突如現れた侵入者によって終わる。なんかいきなりロボット兵見たいのが現れた。模様的にイグニハイド関連だろう、と思ったが半分ハズレで半分アタリだった。ここからこの謎の兵隊と三連戦。リドルくんまで戦い出した時にはまさかこれ全員捕まえるまで続くのかと思った。カリムくんではなくジャミルくんを狙ったあたりでこれオバブロ勢狙いか、と予測が立てられたが、やはりその通り。でもなんで今?ここでジャミルくんはすぐさまカリムくんを守るように立つのは流石プロの従者。学校の先輩の仕事姿を見た気分。今まで事件は起こってもこんな得体のしれないものが攻撃すると言う状況はなかったからね。

抵抗虚しく連れ去られるヴィル先輩とジャミルくん。謎の兵士たちが連れる中にはグリムもいた。まぁ、名前を呼んだところで何も変わりはしないが。別にここで名前を呼んだところで「お前は何者だ」と問われて一緒に連行されるとか、そう言うのは無い。あの兵士たちも仕事なのでね。もっと穏便に済ませることはできないのか?とは思うが。だって、おかげでオンボロ寮はボロボロだ。思いっきり大釜が床に沈んでいるし。デュースくんでしょ、確実に。これじゃ皆が寄付してくれた500万の山分けを集めたって修繕は無理だ。1から立て直すしかない。今夜から監督生はどこで過ごせば良いのか。教科書やノートも無事では済まないだろうし。

一方厩舎ではリドルくんをターゲットに兵士たちが動き出していた。リドルくんも抵抗し、身体を麻痺させられたが、なんと怒りのパワーで麻痺にも抵抗してきた。なんという精神力。のちに芝生も焼けていたと言っていたが、これってもしかして、謎の兵士ではなくリドルくんの魔法のせいでは?リドルくんだけを攫ったことに対して、寮長だけが狙われていると推測し、ツノ太郎の身を案じるシルバーくんとセベクくん。この子達も学生だが、それ以前に次期国王の護衛。今回の話は、今までから更に置かれた立ち場というのが強く出ているかもしれない。

また、植物園ではレオナさんをターゲットに兵士たちが突撃。ここで降ってきたガラスを防ぐ障壁を張るレオナさんがかっこいい。そういえば2章で防衛魔法の成績は良いと言っていたが、この魔法障壁も防衛魔法の1つなのだろうか。でもレポートは出したほうが良いと思う。ギリギリでもなんでも、出した方が結果的には早く簡単に済むと思うのだが。ここでバトルマークがなかったことには正直ホッとした。戦いが3回も続くと流石にダレてくるし、今の話の流れから変わりそうだったし、あと、謎の兵士になす術もなく倒される姿は見たくなかったので。レオナさんが賢い王子様で良かった。知識がなければ初動で失敗、知識があっても無謀な愚か者なら失敗する。勇気と無謀は違うのだ。この場合、相手の正体と装備、自分の力量から一切の犯行の姿勢を見せずに降参を選んだのは正しい判断である。

レオナさんが指摘した謎の兵士たちの肩についているマークは船を漕ぐピクトグラム的なマーク。これ、最初に読んだ時にはろくに確認しないまま話を読み進めたので気がつかなかったが、思い切りここでカロンだとバラしていた。その後レオナさんが彼らの正体を“渡し守”だと推測してくれるので、ここでスーツのマークをきちんと確認していなくてもあ、カロンねということは容易にたどり着けることだが。しかし、何度も見たとはいうがよくもあんな小さなマークをまぁ覚えていたな。おそらくその昔王宮に兵士たちが現れた時にも大変な騒ぎになったのだろう。それが何度もあり、その度にこんな物々しいのが現れれば流石に記憶に残るというものだろうか。というか、この兵隊たちを何度も見たって、夕焼けの草原の王宮は大丈夫なのか?出動はかなり稀なことだと思うのだが。

ところでこのシーン、ラギーくんは普段文句ばかり言っているけれどなんだかんだレオナさんの強さに関しては絶対的な信頼があるんだなって感じで好き。あんな得体のしれないのが3人いてもレオナさんなら楽勝で勝てると思っているんだ。ところでラギーくん、地元で魔法執行官の世話になったことがあるのか。おおよそ盗みとかそのへんだろうか。生まれの問題でこういう犯罪に手を出さなければ生きていけないというのはせつない。行政の方でなんとかしてください。というか、ラギーくんは良い就職を得るために色々やっているけれど、自国就職を目指すならばすぐ側に最強のコネがあるよね。うまく政治に潜り込めればハイエナの環境改善ができるんじゃないかとかねてから思っているのだが、政治の方に興味はないだろうか。それと、このシーンの去り際のレオナさんもかっこいいのでボイスがつくのが楽しみです。

そして最後のターゲットはアズールくん。ボドゲ部ってチェスみたいな古典的ボードゲームもやるんだ。まさか即席プロポーズをやるとは思ってはいないが。アズールくんも抵抗しようとするが、ここはイデア氏にストップがかけられた。やはり情報があるとないでは大違いだ。でも怪しいのが現れたら取りあえず先生を呼ぶのが学生的には良いのではないかと思う。

ここでイデア氏によって彼らの詳細が明かされた。彼らは『S.T.Y.X.』の所有する特別魔導警備班・『カローン』。「今回は“ファントム”ではなく理性のある人間が相手」と言っているということは、メインは理性のない相手が担当で、今回は例外のパターンなのだろうか。「絶対いつか訴えられる」というのは、普段から割と周囲の被害は関係なく自分たちの職務だけを考えた行動をしているのだろう。現時点でオンボロ寮大破、厩舎は芝生が焼け、植物園は天井のガラスが破られ、教室に侵入してきたということは、学校も一部破壊されたということだろう。せめてアポイントメントを取るというのは如何だろうか。理性のある人間が相手なのだから、緊急に処理しなくては周囲に被害が広がるとかいうわけでもないし。

あーあ、推しキャラのランキングイベントを走る予定だったイデア氏が気の毒だ。ランキングイベント、キツいから私は嫌いだった。今やっているゲームはそもそもランキングとか諦めているし。それが推しのイベントだともう悔やんでも悔やみきれない。宝塚で言うならば、贔屓組の公演期間に海外赴任の辞令が出されたようなものだ。いや、イベント限定カードって復刻はなかなかないから退団公演クラスだろうか。キツいな。

その上なんと学園長まで連れて行かれた。反応を見る限り、教師陣はカローンのことを知っているようだ。トレイン先生に全権を委ねたのはやはり年の功だろうか。しかし学園長、胡散臭いけれど同行に従う代わりに生徒たちに手荒な真似はしないでほしいと頼むあたり、やっぱり教育者なんだな。今回の章は学園長の株も上がる上がる。学園長はどうなってしまうのだろうか。ところで冒頭に学園長が言っていたあの方達ってカローンのことですか。それとも違うものですか。

一方ディアソムニアは異質な気配があることは感じ取り、馬術部2人によって事件の存在を知る。魔法ではないようだが、何なのか。化学の力か?化学の力で魔法士を完封できるのならば、化学の力ってすげー。馬術部2人は知らなかったカローンの正体に心当たりがあるリリア様は流石、生徒最年長。これこそまさに年の功。リリア様の場合はツノ太郎と違って旅もして来たからそれで更に詳しいのだろうか。ツノ太郎も「嘆きの島の連中」と聞いて正体を察したので存在は知っているのだろうが、この組織って昔からあるものなのだろうか。リリア様が言うにはかなり様変わりしたらしいが、昔からオバブロ研究をしている地域ではあったのだろうか。

さて、寮長を集めようにも残っている寮長は2人。他は代理が参加したが、こう言う場にけーくん先輩とフロイドくんも来るとはなかなかに珍しい。副寮長がいないサバナクローはともかく、副寮長以外がこういう場に出てくる機会はなかなかなさそう。そしてやっとさっきから出てくる謎の組織『S.T.Y.X.』の正体がトレイン先生によって説明される。どこの政府にも所属しない非政府組織で、古くからブロットの研究をしている魔法技術の研究所というのが概要だ。非検体と言われるのもオーバーブロット研究のために使うからだろう。ヴィル先輩のオーバーブロットは学内のラギーくんも知らなかったので本当に外に漏れていなかったんだな。いったいどこから漏れたんだ。

そして場面は変わりオバブロ勢。3時間輸送中とのことだが、学園長とグリムはどうした?あと、3時間膝を枕にされてもリドルくんをどかさなかったんだ。優しい。リドルくんが慌てて退くときにヴィル先輩がぶつからないようにと注意するから、ヴィル先輩とレオナさんの間にリドルくんが座っていたのか。というか、レオナさんは繊細な王子なので丁寧に扱えと言っていたけれど、カローンは全然聞いてくれなかったんだな。

ここで先ほどトレイン先生によって説明された概要にレオナさんの補足説明が加えられる。カローンは『S.T.Y.X.』の荒事専門チームで、オーバーブロットした魔法士を嘆きの島に輸送するのが仕事で、その役目から“渡し守”とも呼ばれる。通常オーバーブロットを起こした魔法士には魔法執行官や魔法機動隊が対応するが、それでは手に負えなくなった時に、当事国からの要請が無くともブロット研究のスペシャリストとして介入するのが『S.T.Y.X.』。組織は魔法技術やブロットの研究をしているらしいが規模・研究内容・構成員全てが非公開、本部のある嘆きの島は世界地図のどこにも乗らない徹底的に情報の隠された組織らしい。先ほどイデア氏が言っていた“ファントム”と言うのがレオナさんの言う「もう“引き返せなくなった”状態の奴ら」と言うのならば何故このタイミングで全員回収?イデア氏は全くこの動きを知らなかったようだし。「ちゃんとあの後魔法医療士のカウンセリングとケアを受けて経過観察も異常なしだ」と直近にオバブロしたばかりのヴィル先輩が言うのだから、他のオバブロ勢も問題ないはずだ。というか、ちゃんとアフターケアとかあったんだ。……情報が漏れたのはそこからか?

また、ここでシュラウド家の説明も。シュラウドって言うとつい仮面ライダーを思い出してしまう。そもそも海底油田とレアメタルで財を成したジュピター財閥の分家で、『影の統率者』と名を馳せているらしい。ギリシャ神話だと地下資源はハーデースのものだから「富める者」という呼び名が付けられたのだけど、この世界では資源はゼウス持ちなのか。前に出てきたオリンポス社もジュピター財閥の傘下にあるらしい。オリンポス社ってイデア氏をスカウトしてきたところではなかったか。スカウトマンはジュピター財閥の人間ではないのかな。そうでないとイデア氏をスカウトしようとは思うまい。

しかし王宮の歴史書にまで「連行されて帰ってきた魔法士はいない」と書かれるような組織ということは、本当に大昔からあるんだな。というか、そんなところに学生が連行されたときたらとんでもない騒ぎにならないか。特に、レオナさんとヴィル先輩は表舞台からいきなり消えたらやばいことになるのでは。非政府組織は王子様も連行できるし、世界的な著名人でも容赦なしか。恐ろしいな。

そしてついに『S.T.Y.X.』本部に到着。思いっきり「暗くて陰気臭い」と言っているけれど言って良いのか所長代理が。これってもしかして『ヘラクレス』からの引用だったりする?去年1回観たんだが記憶にない。イデア氏は衣装が変わっているが、あれが組織の制服なのだろう。所長代理ということはまだ上がいるのだろうが、ご両親のどちらかだろうか。

そんな気になるところで前半は終わってしまった。続きは10月?9月には来ない。9月に来るのはスケアリーモンスターの復刻と誕生日を迎えるジャミルくんとエースくんのおめかし復刻と(多分)新規バースデーガチャだ。次のバースデーはどんな衣装で来るのだろう。楽しみ。

スケアリー復刻ついでに残りの半分のカードをください。私は眼帯が好きなんだ。去年からずっとレオナさんの海賊衣装が欲しい。ツムツムのラインナップにアリアドネお嬢様が並ぶのと同じくらい気長に待ちます。もちろん両方来月に来てくれたって構わない。いや、アリアドネお嬢様は出来れば11月のゲボイデ放送開始1周年か、12月のファイアボールのシリーズ完結1周年を待ってほしい。9月10月に寮長ツムがまとめて来るなら、あまりコインの余裕がないから。

しかし5章が学園対抗ダンスバトルだったので油断していたら、いきなり物語の核心に迫りそうな雰囲気の6章。アメリカ本社にもシナリオ監修が入っているようだし、いったいどんな重い話が繰り広げられるのだろうか。『黒執事』はギャグ漫画やっていると思ったらいきなりエグい展開をお出しされる地獄の喜劇とでも呼べば良いのか、そんなストーリー展開が好きなんだが(ちなみにサーカス編はキツくてエグくて何の救いもない哀れなところが1番好き)、ツイステはあまりエグいことにはならないでほしい。だってまだ社会に出ていない(一部は出ているが)学生だもの。

さて!明日からついにツムツムでツイステコラボが始まる。とりあえず、皆スキル3くらいにはしようか。評判が良かったら凸をちょっと増やすかも。最初にレオナさんが来たら無心で完凸して、あとはゆっくり手持ちのコインと相談して引けたんだが、レオナさんを完凸する分を残しておかなければと思うと、満足には引けない。まぁ、別にスキルチケットは20枚近くあるから最悪チケット使えば良いのだけれど。