拳を握って立つちくわぶの魂

恋はしめさば、海はマトカ。3時のおやつは生たまご。

小学生ぶりになかよしを買った話

子供向けの少女漫画誌といえば3つのうちどれかだと思うのだが、私は買うならなかよしだった。というのも、当時見ていたアニメの中でなかよしで連載されていた『しゅごキャラ』だけが、少女漫画誌で原作が連載している漫画だったからだ。あとは、セーラームーン育ちだったので。プリキュアにハマったのは小学6年生だが、なかよしを読んでいたのは小3の頃だったのでまだプリキュアに出会ってすらいない。

しかしその後ゲームなんてクリスマスと誕生日くらいにしか買わないというのにゲーム雑誌を買うようになり、漫画誌は買わなくなってしまった。そもそも最初から読んでいるわけじゃないから、どんな話なのかとかそういうのは全くわからないままだったからね。地獄少女みたいな1話完結モノはともかく。懐かしいな地獄少女。私が読んだ時は学校の数学の先生がちょっと当たりが強いだけで地獄に落とされていたような気がする。今思うとなかなかにえげつない設定だ。

そんななかよしを何故久しぶりに買ったかというと、『SHAMANKING &a garden』の2巻の続きを読みたかったからだ。なんといっても、今月発売の10月号までは花組の中でもマッチが主役の物語なのである。小3の時はマッチの絵ばかり描いていたような女の子だった。蓮メイとか潤姉さんとかダム子ちゃんも好きだったけれど、マッチばかり描いていた(マリちゃんも結構描いていたかもしれない。カナちゃんは難しかった)。単純にシャーマンキングのキャラクターの中で見た目が1番好きなんだと思う。そのくらいの時期に好きだったポケモンレンジャーバトナージの主人公の女の子も似たような髪型をしているし。

そもそも花組ってハオ組の中の女の子チームとして出てくるくらいで、なんの掘り下げ無いからな。マッチをキャラクター性だけで推そうにも、元気娘だけど辛辣で残虐ってくらいしか無いし、持霊のジャックだってこのアンドアで初めてセリフがついたくらいだ(まだスパスタとレックリは1巻までしか読んでいないのでそちらにセリフがあるのかもしれないが)。そもそもジャックとチャックは霊の見た目すら出てきたのは連載終了4、5年後。マッチが捨て子で森に住む老婆に拾われたというのも完全版になってやっと出た設定だ。カナちゃんよりもアシュクロフトの方がまだキャラが立っているかもしれない。それでも好きだったんだよね、だってかわいいから。

というわけで、マッチだけは単行本の続きを雑誌でさっさと買おうと思ったのである。ちなみにマッチとジャック2人写りの購入特典が欲しくて代引きで取り寄せた話はこちら。https://chikuwabu-soul.hatenablog.com/entry/2021/08/19/00120

さて、普段私が本屋さんで買う雑誌は『歌劇』と『宝塚GRAPH』だけだ。つまり、芸能コーナーに置いてあるので、漫画雑誌コーナーについてはよくわからない。ということで、とりあえずここだっただろうと思ったところを探したのだが全然見つからない。前にサンホラの漫画の初連載記念に雑誌を買ったことがあったので、その辺にあるだろうと踏んだのだ。それがアンドア2巻を買った8月18日だったので、3日に発売されたなかよしはもう完売したのかと納得した。

しかし、そこで諦めの悪さを発揮した私は店員さんに「今月号のなかよしってどこにありますか?」と聞いた。なかったらその時は取り寄せて貰えばいいかと思い、とりあえず聞くことにした。すると、なんということでしょう。なかよしは「おともだち」とかそういう小学生向けを通り越して幼稚園児向け雑誌コーナーにあったのだ。なんという盲点。子供向け雑誌コーナーなんてプリキュアにハマっていた中学生時代までしかチェックしていなかった。

そして久しぶりに買ったなかよし。アンドアのために今月も買った。私が買っていた時にはようやくダイヤからバツが外れるあたりだったが、なんといまだにしゅごキャラの記事が載っていた。時代を経ても愛されているんだな。そういえば愛蔵版が出るとかニュースで見たな、うちには全巻どころかスピンオフのしゅごキャラちゃんまである。当時はナビルナが連載していてカンとか付録についていた気がする。ルピシアの紅茶缶みたいな感じの。そして先月の付録はぴちぴちピッチのクリアポーチで今月の付録はカードキャプターさくらの付箋ブック。……時代が逆行していないか?セーラームーンミュージカルの記事も載っているし。ついに蒼羽りくくんがなかよしデビューだ。ちびうさちゃんは今の時代もダブルキャストなんだな。ミュウミュウの男バージョンももう5巻まで出ているし。昔の漫画の次世代編とか続編が作られるようになったのは私が小学生の時から徐々に見られたが、いまだにそのブームが続いているんだな。そのおかげでアンドアも読めるのでありがたい。

しかしわんころべえがいまだに連載されているとは驚きだ。私が買っていた頃にも母親が「まだ連載しているの?!」と驚いていた記憶があるのだが。そしてクイズノックの漫画が連載されている。これを読む前に「なんで9月発売なのに10月号なんだろうね」という会話をしたのだが、その疑問がタイムリーに解決された。私の心を見透かしていたのか?あと『王子が私をあきらめない!』ってなかよしだったんだ。Kindleで2巻まで持っているが、10巻まで出ているのか。

10月号でアンドア以外で面白かったのが、都会先生の「エッグベネディクト」だ。ジャンル的にはシュールコメディだと思うが、じわじわくる面白さだ。上の妹と2人で笑いながら読んだ。大学生が2人で1冊のなかよしを読みながら笑う。微笑ましい光景だ。また、この無駄な情報を削ぎ落としたシンプルな画風がこの作品の世界観を作り上げている。これ以上に似合う絵柄はないだろう。もし、この漫画が目がキラキラした華やかな少女漫画らしい画風だったら……それはそれでギャプが面白そうだ。

いやあ、雑誌もちゃんと読んだら面白いものだな。9月号はぴちぴちピッチとアンドアしか読んでいなかったけれど後でちゃんと読んでみよう。ついつい目当てだけ読みたいなら単行本で良いじゃんと雑誌はまず買わないのだが、面白い出会いもあるものだ。『エッグベネディクト』に出会えてよかった。アンドア3巻が発売されても捨てずにとっておこう。.