拳を握って立つちくわぶの魂

恋はしめさば、海はマトカ。3時のおやつは生たまご。

Fairy蘭丸~あなたの心お助けします~SPECIAL LIVEを見てきた話(その2)

前回(https://chikuwabu-soul.hatenablog.com/entry/2021/10/04/002259)は寶さんの「愛の勘定」まで。その日書けるところまでを書いているので、今回は短く「愛と憎しみのSAGA」から「Tri-Angel▽Signal」まで。字数が4分の1である。

ところで全くそんなこと考えてもいなかったのだが、気がつけばライブから2週間経っていた。実際のところ単なる筆無精で書き進めていなかっただけだが、2週間といえばコロナウイルスの潜伏期間である。何もなくて良かった。もぎり前、入場前の手の消毒、検温やフェイスカバーの甲斐があった。そういえば、MCのどこかのタイミングでキャストさんがフェイスカバーの観客軍団を見て「近未来」と言っていたのを思い出した。昼・夜合計800席の観客の皆さん、キャストさん方、スタッフの方々全員が何事もなく健康でありますように。

さて、5 to HEAVENそれぞれの艶歌が披露された。ということはチルカくんの出番である。これはCDアルバム『HEAVENS  DOOR』の順番そのままだ。まぁ最初が蘭丸の時点でそうだと予想がつくだろう。艶歌ラストは「愛と憎しみのSAGA」。この曲とても好き。私的には今年のベストソングだと思っているくらいだ。気がつけば8月にリセットされてしまった再生回数ランキングの現在トップに君臨している。おかげで妹からは「焔くんと椎菜先生の関係が好きだけど、推しそのものはシリウスくんだよね」と言われた。確かにお気に入りだが、推しと呼ぶには私はシリウスくんのことを知らなすぎる。好きな食べ物は?チータラ?好きな花は?白百合か桜?あと、ご趣味は?でもそんなに好きなのに、「SAGA」が「サガ」と読むのか「サーガ」と読むのかわからない。どっちだ。

1番のお気に入り曲なので、イントロが流れて住谷さんが舞台に立った瞬間に「来た!!」と。正直生歌が聞けるのが嬉しすぎて、あまりパフォーマンスのことを覚えていない。人は楽しかったものほど忘れるらしいと前に読んだが関係はあるだろうか。単純に2週間も経っているからでは?「光を探し歩けば〜」のあたりでランウェイの方に歩み出していたのと、ラスサビの「絡みつく〜」のところで頭部から首にかけて腕を巻きつける振りがあったのが印象的だった。この絡みつくポーズ、かなりねっとりしていた。花組ポーズの発展形と言えばわかりやすいかな。

そういえば歌の間モニターでは1番はお馴染みの映像、そのあとは生映像が流れている。だが、チルカくんの場合はアニメだと1番がそのまま流れているのではなく、サビの部分が「月のように〜」からが飛ばされて、ラスサビの「嗚呼、この世の全て愛し合い〜」に飛ぶのだ。そういえば歌詞飛ぶメンツって映像どうなっているのだろう?と途中で思ったのでこの時に確かめたのだが、歌詞が合わなくなるサビのところから生ライブ映像に切り替わっていた。

そんな歌詞も振り付けにも色気しかないチルカくんの歌が終わると住谷さんがいきなり話し始めた。「あれ?ベテルギウスの奴どこに行ったんだ?今日はデビューライブだっていうのに……」えっ!!これはシリウスくんの声だ?!さっきまであんなに色気が充満していたのに、声優さんってすごい。で、シリウスくんの言葉だ。Winter Tri-Angelsのデビューライブですって!!観客一同が本編より前の時空に飛ばされてしまった。わぁお。後に壺ドームを埋めるほどの人気アイドルのデビューライブか……しかも、昼の部なので正真正銘の初披露だ。めでたい!蘭丸くんは不思議くんだったが、ベテルギウスくんもデビューライブに遅刻するくらいだから相当に不思議くんだったのだろうな。ところで住谷さんが「愛と憎しみのSAGA」を歌う最後の方で身体に付けている機器……マイクは手持ちなので他の何かだと思うのだが、あれのコードがみょーんとなっていた。MCが終わり歌が始まる頃には戻っていたが、いつ直していたのだろうか。

ベテルギウス(坂田さん)も舞台に現れ、披露されるのは勿論「Tri-Angel▽Signal」だ。これは振り付けが可愛かった。しかも2人ニッコニコで歌っているの。アイドルだからね。シンメトリーな振り付けも多いが、完全なるシンメトリーではなく、片方が左上に腕を動かせば、もう1人は右下に腕を動かす、という振りもあった。可愛い振り付けの例を挙げると、「なのになぜ どうして」の、首をかしげる振り付けと、そしてやはり2番Aメロ。「愛は桃源郷 2人だけのパラダイス」では坂田さんが前、住谷さんが後ろに立ち、それぞれ右と左に上半身だけ傾けて手を振る振り付け。可愛いね。そして「君と逃避行 2人だけの世界へ」は、舞台上手側の住谷さんの方に坂田さんが向かい、腕を組んで歩く振り付け。若い男の子たちがこういう可愛い振り付けをしていたから、作中世界のお姉様方は「あらカワイイわね〜♡」と心を掴まれたのだろう。

そして、「Tri-Angel▽Signal」と言ったら例のアレでしょう。ラスサビでやらなかったので、流石にやらないよねと思っていたが、ところがどっこいしょ。油断していた。「チャーラチャンチャチャン」とラスサビ後、本当に最後の締めのところでやりやがったよあの再現を。マジでやるんだ!!まぁ、11話でチルカくんが蘭丸くんから心を奪うときにもやっていたアレだ。物語的には結構重要なポーズなのかもしれないし、いきなりアイドルシーンが始まって、2人が舞台の真ん中、ファンに見つめられながらキスをするというのはインパクトが強く、印象的だったからやらないわけがない。しかしご安心なされよ。よく見ると、住谷さんちゃんと坂田さんの唇の上に親指を添えている。宝塚でもよくやるやつです。キスしたふり。実際のところは指に口付けしているアレ。坂田さんが「いちご味だったね♡」と言っているのでそこは乗っておくのがお約束というやつである。虚構を楽しみなさい。しかし、さっきまであんなに可愛いわね〜と微笑ましく見ていた青年たちがいきなりあんなことを始めたら、観客はびっくりだ。まさしく驚き桃の木山椒の木。そのギャップにやられちゃうのだろうね。

さて、この時舞台袖ではバレッタさんがプロキオンのごとく2人を見ていたらしい。さっきもマーガレットだったが、また女性ポジション。これによってWinter Tri-Angelsは(1人代打だが)とりあえずは全員揃った。

続く(https://chikuwabu-soul.hatenablog.com/entry/2021/10/05/222147)